へいにーのフリーゲーム記

フリーゲームのレビューを中心に書きます。

ざくざくアクターズ~総勢39人の王国建国記~

どもども、へいにーでございます。

やっとこさ書く準備が出来たのでフリーゲームレビュー早速やらせていただきます。

 

さて、今回レビューしていくのは…

ざくざくアクターズ

です!!

 

このゲームすでに大人気で私がレビューする必要もないくらいなんですけど…。

 

しかし!!しかしですよ!このざくざくアクターズはこのへいにーのフリーゲーム記を書こうと思ったきっかけなんですよ!これを書きたいがために始めたと言っても過言ではないかもしれない、そんなゲームなんです!

 

少し裏事情を話すとこのゲームの作者様もブログをしていて、それが忍者ブログなんですが、自分には少し合わずこちらのはてなブログでやってみようと始めたんです。

 

さて、早速レビューしていきたいと思います。レビューって言うより紹介になっちゃうかもしれないけど、許して下さいね。

 

*極力ネタバレには考慮しましたが多少はあります、ご注意下さい。

 

↑タイトル画面 王国が発展するにつれてだんだん豪華になっていく…!

 

このゲームには語りきれないほどの魅力にあふれていますが、断腸の思いで5つに絞って紹介します!

 

 

1 細かいところまで作られてる物語とそれを盛り上げる個性豊かなアクター達!

まずなんにしても物語が素晴らしい!

このゲーム、非常に明るい雰囲気ですが実は人種差別が物語の主軸となっています。

軽くあらすじを書くと、この世界の原住民が召喚という技術を利用し労働力などとして安易な気持ちで人や動物などを召喚しすぎて余ってしまった召喚された側の人たち「はぐれ」が自分たちの居場所である王国を作ろう!みたいなお話です。

はぐれ、人間、国…それぞれの思惑が重なり事件、はてには戦争を通して王国が発展していく姿を追っていくだけで何時間…何十時間もプレイしてしまいます。

作者であるはむすたさんは昔ネットに小説をあげてたこともあって、物語に一貫性があり、伏線も丁寧に回収しております。涙なしにはプレイ出来ないと思います…!

 

そしておもしろい物語に必要なのはやはりキャラクターいや「アクター」ですよね!

この物語にはなんと39名もの(2018 7/7現在)アクターが存在しています…。更に凄いのは全員キャラが立っていて、39名の名前が全部出せるレベルです。これがどれだけ凄いことか分かりますでしょうか…!本当は全員熱く語りたいところなのですが、バリバリネタバレだし、文章がいくらあってもたりないので…とりあえず主人公とその親友だけ軽く軽く説明いたします。

↑主人公 デーリッチ

↑参謀 ローズマリー

まずは我らが主人公デーリッチ。他でもない王国のキング(クイーン?)です。彼女は見ての通り(?)まだまだガキンチョでございます。小学校低学年くらいかな…?ですが、彼女は分け隔てなく優しく接し、誰とでも仲良くする才能をもつ王の素質にあふれた人間でした。この物語で彼女はその才能を遺憾なく発揮します。

そして、デーリッチを支えるローズマリー。王国の参謀です。デーリッチは王の素質にあふれていましたが、まだまだ幼く、またお人好しすぎました。彼女はデーリッチが立派な王様になるようサポートしていきます。国として機能していたのは彼女のサポートの賜物です。彼女がいなければこの物語は始まらなかったでしょう。

 

こっそり自分の好きなキャラクターを教えると「メニャーニャ」というキャラクターです。彼女に関して深く言及するのは避けましょう…。是非プレイして確認して下さい!

 

2 全キャラクター書き下ろしのグラフィック!

先程から説明の通りこのゲームには39名のキャラクターが存在してそれの全ての立ち絵や顔グラ、また数十枚のイベント絵が書き下ろしです!この作業量には圧巻です…。

 

…ただ、最初はすこし驚くというか絵が下手と感じるかもしれません。正直な話、これは私自身も感じました。気持ちはよく分かりますが、少し我慢して続けてみてください。だんだん絵にも慣れてきます。いやそれどころか…このゲームにはこの絵しかないとまで思うようになってくるとしか思えなくなります。

 

このイベントに添えられる絵がますますざくアクにどっぷり浸からせてくれます。

 

↑一番好きな絵 今見ても涙が出てくる

 

3 オリジナルBGMまで!?センスが光るBGM…!

このゲームはフリーゲームなのでやはり基本的にBGMはフリー素材からとってくるものが多いです。有名な煉獄庭園さんなどの音楽は素晴らしいです。

 

しかし、やはり…ざくアクの音楽と言えばmozellさんですよね~。ざくアクのために数曲かかれているらしいです…。すごい…!なかでもお気に入りは玻璃ですかね。スカイドラゴン戦はホントに涙が出てきます。思いで補正がんがんですけどね。

 

すこし違う視点でBGMについて語るとメインストーリーは「バンバード」を主とした(バンバード自体はでてこないが)曲が多く使われています。これはメインストーリーが苦難を乗り越え、希望に進む物語だからバンバードを主軸にしたのかと思っております。またその後のとあるイベントでは「アグナモニタ」という曲を主としたBGMが多く使われています。これはそのイベントが過去の出来事の清算をテーマにしているからではないかと思っております。

 

4 ストレスフリー!絶妙なゲームバランス!飽きさせないゲームシステム!

ゲーム、特にRPGを作る上での一番難しい点はこれだと思います。ざくアクは本当に丁寧に作られていてストレス抜きでゲームを進めることができるようになっています。ところが、ひとたび超強敵が出てくるとこれがなかなか倒せない…。これもしっかり対応策が用意されていて装備やキャラをしっかり整えればレベルのごり押しでなくても勝てます。簡単ではないですけどね。そのぶん倒せたときの快感はマジで半端ないです!

 

特筆すべき点はまだありまして…。このゲームは8人PT制なんです。割とドラクエなどでも出ていますがざくアクでは、8人PTであることを巧みに利用できるようになれば先頭がグッと楽になります。このゲームでのシステム面でのテーマは多分8人PTだったのではないでしょうか。

 

更にもう一つ。39人キャラクターがいて育成どうすんねんと思ったそこのあなた。しっかり経験値が振り分けらるシステムもあるんです。このようにゲームのストレスとなり得る要素の排除が徹底してます。

 

その他にも王国会議をはじめとした語りきれないほどおもしろいシステムがありますが、キリがないのでこのあたりにしておきましょう。

↑8人PTでの自由度…!

5 ゲーム世界だけじゃない!現実世界での盛り上がりもExcellent!

このゲームはフリーゲームなのに。ストラップがあります。ウッドストラップです。かなりしっかりしたやつです。はむすたさんが作ってくれた描き下ろしなんですよ。さすがにお金かかりますけどもね。でも安いもんです。さらに最近はむすたさんがファンブックを作っていただきました。たったワンコインです。もう泣きたいです。

 

さらにさらに、二次創作のゲームやmozellさんによってyoutubeニコニコ動画に載ってるBGMのメドレー動画、たくさんの絵師さんによる尊い絵…!現在進行形でざくアクの世界は広がり続けています…。もうこの波に乗るしかないでしょ!!!

 

 

 

いかがだったでしょうか…。ざくアクの魅力は伝わりましたでしょうか。もし少しでもやりたいと感じていただければ下のリンクからダウンロードしてどっぷりはまっちゃってください!

 

ベクター

ざくざくアクターズの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

窓の社

「ざくざくアクターズ」多数の個性的な仲間達と共に冒険や王国運営を繰り広げる長編RPG - 窓の杜ライブラリ

 

ついでに作者公式ブログも載せておきます!

はむすたブログ

 

お読みいただきありがとうございました!ではまた次回!