第52回 ゲルテナの世界にようこそ「Ib」
どもども、へいにーです。
大学受験終わってから真っ先にやりたかったこととして新しくPCを買いたかったのです。 せっかく買うのでしっかりとしたゲーミングPCを買おうと思ったのです。でも友達にフリゲしかやらんのならそんなハイスペック必要なくねなんて言われちゃったのです。確かにフリゲばっかやってるけどそれだけな訳じゃねーし!!
さてさて今回レビューしていくフリーゲームは…
Ib
です!
フリゲ好きで知らない人はいない古き良き名作です!ジャンルは私の苦手なホラーゲームです。微かにアクション要素もあり。ホラーもアクションも苦手ですが、なんとか私もクリアできるレベルです。今回も二つにわけてご紹介。
*ネタバレには考慮しましたが、多少はあります。
*ホラー要素のある作品です。予めご了承下さい。
絵の中の世界へご招待
本作の主人公はタイトルにもなっている彼女。
イブです。年齢は9歳の少女です。日本の基準で言えば小学三年生にあたります。基本無口で、落ち着いていますが、度胸もある少女です。年相応の恐怖心を見せる事もありますが。
彼女は、両親
と一緒に美術館に来ました。(余談ですけど、イブ母めちゃ美人じゃないですか?)その時やってた個展はゲルテナ展。故人/ワイズ・ゲルテナという芸術家の個展です。ゲルテナはマイナーな画家であまり個展を開けないだとか。作風は陰鬱な者が多く、闇を感じさせるものばかりですが、不思議と目を引き付ける者ばかりです。
さて、イブは両親が受け付けを済ませている間に、美術館を回り始めます。不思議な雰囲気を持ちながらも魅力的な作品を鑑賞しつつ、ある一つの作品を見つけます。
少し、余談ですが、イブは9歳のため、一部読めない漢字があり、それらは???と表記されます。本題に戻りましょう。
???の世界、カオスな絵です。偉い評論家がこれは深いって言ってる一方で一般人には落書きにしか見えないタイプの奴。あ、私はとても深いと思ってm…。
この絵をイブが鑑賞すると、美術館に変化が。
美術館の照明が切れたのか、暗くなり、人が全員いなくなります。
もちろん、出入り口は開かないです。開くわけがありません。
???の世界に戻るとなんか青いシミ?インク?のようなものがでてます。
青いシミは文字に変化。
「したのかいに おいでよ イブ
ひみつのばしょ おしえてあげる」
そしてそれと同時に、血文字のように
お い で よ イ ブ
とりあえず従うしかないのでしょう。下へ向かいましょう。
絵の中に入れるようになっていて、入ると訳の分からない所に来ました。絵の中ではより恐ろしく、摩訶不思議なことばかり起きます。
また、絵の中に迷い込んだのはイブだけではありません。その人との熱いやりとりもあるのですが、それはまた少し先の話です。
ここから先の体験はあなた自身でお確かめ下さい。
小・ゲルテナ展
すこしだけ私が選んだクオリティの高いゲルテナ作品をここにも展示させていただこうと思います。
無個性
いろいろな意味でIbプレイヤーには印象深い作品でもあります。近くにいる鑑賞客によると、ゲルテナの考える個性とは、顔だったのではないか。故に彼女達に顔がないのではないかということ。
黒い姿の君
誰がどう見ても黒猫ですね。猫の全体像ではなくこちらをのぞき込んでいる様子を描くのが芸術なんでしょう。作品名も君とすることで擬人法感あって味が出てます。美術館に異変が起きた後に訪れると…。
吊るされた男
男が逆さに吊るされている絵です。なんか、タロット占いにありそうだなと思って調べたら本当にありました。正位置の意味は自己犠牲、自己放棄。逆位置の意味は我欲のとりこ、わがままらしいです。プレイ中にじっくり観察する機会があります。
心配
なにかを見つめる瞳が描かれています。題名通り解釈したら心配しているのでしょう。心配している人が化け物のように描かれているのは、過度の心配は時に鬱陶しいことを示しているのかなと考えたり。
精神の???
イブが読めない???の部分にはこの作品の重要な部分が詰まっています。この作品はこのゲームの根幹に関わる重要な作品です。
バラとあなたは一心同体
命の重さ知るがいい
この言葉の意味は是非自分自身で確認してみて下さい。
他にもたくさんのゲルテナ作品があります。入館料が無料ですのであなたのお気に入りの作品を探してみてはいかがでしょうか。
美術館への入り口(ダウンロードリンク)
よんでくださりありがとうございました!ではまた次回!