第22回 完成されてる未完成のゲーム「ウルファールのサンプルゲーム(仮)」
どもども、へいにーです。
年もあけまして、2回目の記事でございます。レビューの記事では新年初ですね。重ねてになりますが、今年もよろしくお願いします~!
それでは、今年初のレビューを初めて行きましょう!
今回、紹介するのは…
ウルファールのサンプルゲーム(仮)
です!
この記事のタイトル…意味不明ですよね。まあでもこのゲームはこんな意味不明な感じのシステムです。
今回は2つに分けて紹介していきたいと思います。
※ネタバレには考慮しましたが、多少はあります。ご了承下さい。
ウディタと一緒にゲームの世界を復旧させよ
まず、この物語を説明するには、ウディタについて軽く説明しなければいけませんね。主にフリーゲームは、個人制作のため、ツールを用いて制作されます。その有名どころ二つというのが、ツクールとWolf RPG Editor通称ウディタです。そして、ウディタでは、何ができるか説明するサンプルゲームってのが登場します。そのサンプルゲームの名前が「ウルファールのサンプルゲーム」。この作品名は、このサンプルゲームをオマージュしたものです。
それではあらすじ。
プレイヤーがゲームを始めると真っ先にゲーム制作ツールであるウディタが話しかけてきます。
彼が言うには、なんとこのゲームが完成してないことを聞きます。更に更に、ウルファールが長い期間ウディタを再起動しなかったせいで、ゲームのキャラ達が暴動を始め、他キャラのデータを奪ったりして世界が崩壊仕掛けていることをウディタから聞きます。
そして、世界を元に戻すため、我々プレイヤーのウディタとの冒険が始まります。
以上が、あらすじです。ここから先はご自身の目でご確認ください。
ウディタの力を使ってゲームを改変せよ
このゲームの魅力は何より普通のゲームじゃ味わえないチート感です。サブキーを押すことにより、ウディタの力でゲームを改変、すなわちチートを使うことができます。どんなチートを使えるか説明していきましょう。
移動時
移動中にサブキーを押すと、キャラや落ちてるものを素材化することができます。例えば、モブキャラを素材化できたり、王様や中ボスなども重要キャラとして素材化することができます。
メニュー
メニューを開いてサブキーを押すと様々な画面がでます。これも順に説明しましょう。
アイテム生成
戦闘で役に立つフラグ(後述)や、マップの穴を埋めるマップデータなど様々なアイテムを生成できます。生成する際には素材化で集めた素材が必要になります。
スキル開発
条件はありますが既存のスキルを5個まで組み合わせて独自の連続技を開発できます。
追加装備
途中から何故か装備されたいキャラクターが出てきます。それらを金を払って買うと装備することができます。
戦闘時
サブキーの説明の前に戦闘も特徴的なので少し説明します。このゲームでは位置が大事になります。超序盤で仲間になるヒロインは、敵の位置を集めたり左にずらすことができます。敵が重なってるところに攻撃すれば一気にダメージが入るしくみになってます。
そして、サブキーを押すとフラグ管理ができます。例えば死亡フラグを立てて主人公の攻撃を当てると…999ダメージ入ります。他にも致死ダメージ食らっても1残して復活する、生存フラグや、物理無効の恋愛フラグなど様々なチート性能のフラグを利用して戦えます。更に使ったフラグも戦闘終了後帰ってきます。この不思議な戦闘こそがこのゲーム一番の魅力と私は感じました。
どうだったでしょうか。かなりの異色的、挑戦的な思いました。正直自分の説明で伝わっているかどうかはとても不安です。少しでも魅力を感じたら是非やってみて欲しいです。やったらこの不思議な魅力にはまると思います。
作者ホームページ
ウディコン第八回で4位をとった作品です。
前の記事にも書きましたが、今年の抱負は「継続」です。この調子で続けられるよう頑張って参ります!
よんでくださりありがとうございました!ではまた次回!